本選びのコツ、オススメの本(学生編)

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本選びのコツ

目次

  1. 本選びのコツ
  2. 読書感想文にオススメの本<学生編>
  3. オススメの本[爽やかな青春小説]
  4. オススメの本[児童文学]
  5. オススメの本[SF・ファンタジー]
  6. オススメの本[ジャンル未分類]

本選びは重要です。面白い本が書きやすいとも限りませんし、SFやファンタジーが好きでも、
メッセージ性の強いものでなければ、感想文となると難しいものです。一番いいのは、あなたが興味・関心のあるテーマで、主人公の気持ちに共感できそうなものがいいでしょう。

自分に合った本を!

背伸びして難しい本を読もうとすると、内容が理解できず書けなくなってしまいます。
指定図書などがなく自由に選べるときは、自分の年齢よりもレベルを落とし、易しい本を選ぶといいです。

他の人が面白いと思った本が、自分にとっても面白いとは限らない。

本を読んで、何を感じ、どう受け止めるかはその人の年齢、性別、境遇などによって違ってきます。

古典作品は注意すべし!

有名だから、売れてるから書きやすいとは限らない。短編であっても読解力がなければ本に溺れてしまう。
夏目漱石『こころ』も、太宰治『人間失格』も非常に難しいです。

短編は慎重に選ぶべき!

本を読む時間があまりない場合、短編はすぐに読めるが、内容がスカスカの本を選んでしまうと感想を書くのが難しい。 取り上げられているテーマが一つしかない場合が多いので、自分が興味・関心あること、かつ一つの事柄に対して深く掘り下げて語る言葉がないと大変。

長編は意外と書きやすい!

友情・家族・愛・戦争など一冊にいくつものテーマが盛り込まれているものは書きやすい。一つのテーマにつき、数行程度の感想をつけていけば、それなりにマス目が埋められます。感動したセリフや場面も、分厚い分たくさん出てくるだろう。本文を引用しながら書くと良い。ただし、普段から本を読まない人にはオススメしない。

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読書感想文にオススメの本<学生編>

読書感想文に書きやすい本を紹介していきます。児童文学は、私が小さい頃に読んだ本もあります。数十年も昔の本ですが、今も読みつがれている素晴らしい本ばかりです。また大人になってから読んだ児童文学は、どんな年齢の方にも楽しめる内容だと思います。

私の中で一番のオススメは爽やかな青春小説。中高生が出てくるものは、年齢も近いので共感できるし、自分の体験も交えて書きやすいです。

*あらすじは、Amazon.co.jpより引用しています。
*本のタイトルをクリックすると、別サイトである、私のHPの感想に飛びます。

爽やかな青春小説

●『夜のピクニック』/恩田陸 著
対象年齢:高校生から
ジャンル:青春・学園小説

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

一言:登場人物たちの想いが自分と重なる。友情、恋、将来への不安。記憶や思い出がいくつも揺さぶられ、胸がいっぱいになる小説。

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夏のくじら/大崎梢 著
対象年齢:高校生から
ジャンル:青春・学園小説

大学進学で高知にやって来た篤史はよさこい祭りに誘われる。初恋の人を探すという淡い望みを抱いて参加するも、個性的なチームの面々や踊りの練習、衣装も楽曲も自分達で作るやり方に戸惑うばかり。だが次第に熱中するうち、本番が近づく。憧れの彼女は果たしてどこに?祭りの高揚を爽やかに描く青春小説。


翼はいつまでも/川上健一 著
対象年齢:中学生から
ジャンル:青春・学園小説

舞台は青森県十和田市の中学校、野球部で平凡な神山君が主人公の青春小説です。 理不尽な大人たちの振る舞い、野球部員の心がバラバラになり、再び一つになる瞬間、初恋の女の子とのひと夏の思い出。ドキドキしたり、くすぐったいような、甘酸っぱいような懐かしい想い出、ここにはたくさんの青春が散りばめられています。

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児童文学

ぼくだけの山の家/ジーン・C・ジョージ 著
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:児童文学

自分ひとりの力でやれる―ニューヨークの家を出て、少年サムがむかったのは、キャッツキル山脈の深い森。大木のうろをすみかとし、ハヤブサ「フライトフル」とともに一年間をすごします。すべてを自分で考え、つくり、解決してゆくサム。やがて、自然とは、そして自分とはなにか、ということに気がつきはじめます。アメリカでよみつがれてきた名作、50年目の初邦訳。小学校高学年から。


リズム/森絵都
対象年齢:中学生から
ジャンル:児童文学

さゆきは中学1年生。近所に住むいとこの真ちゃんが、小さい頃から大好きだった。真ちゃんは高校には行かず、バイトをしながらロックバンドの活動に打ち込んでいる。金髪頭に眉をひそめる人もいるけれど、さゆきにとっては昔も今も変わらぬ存在だ。ある日さゆきは、真ちゃんの両親が離婚するかもしれないという話を耳にしてしまい…。第31回講談社児童文学新人賞、第2回椋鳩十児童文学賞を受賞した、著者のデビュー作。

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●『風の靴』/朽木祥 著
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:児童文学

海を渡る風を見ているときと同じ顔だった。陸で話していたのに。「自分のからだが透明になって、船とひとつになって、駆けていくんだ。」―そうなんだ。おじいちゃんが、風に靴を履かせる。風が靴を履いて、大海原を駆けていく。そんなふうに、ウインドシーカー号は走る。あふれる光のなか、きらめく波を切って。僕らの船は、風の靴になって、どこまでもどこまでも駆けていく。海が空にふれてひとつになり、空が天にとどくはるか高みまで。

一言:爽やかな風が吹き抜けていく心地よい小説。中学一年生の少年が主人公です。冒険物語ではありますが、主人公の抱える悩みはリアルで共感しやすいと思う。宝物にしたくなるようなキラキラした言葉に、勇気付けられます。


●『穴』/ルイス・サッカー 著
対象年齢:中学生から
ジャンル:児童文学

「まずい時にまずいところに」いたために、代々、イェルナッツ家の人々は辛酸をなめてきた。スタンリー(イェルナッツ四世)は、無実の罪で、砂漠の真ん中の少年院にぶちこまれ、残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も不毛の地に“穴”を掘る毎日。ある日、ついにスタンリーは、どこかにあるかもしれないイェルナッツ家の“約束の地”をめざして、決死の脱出を図るのだった。五代にわたる不運をみごとに大逆転する少年。ニューベリー賞、全米図書賞ほか多数受賞。おなかの底から元気がわいてくる冒険文学。

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● 『わすれられないおくりもの』/スーザン・バーレイ 著
対象年齢:小学校低学年から
ジャンル:児童文学(絵本)

アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない…。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。


● 『ルドルフとイッパイアッテナ』/斉藤 洋 著
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:児童文学

ぼく、ルドルフと兄貴分、イッパイアッテナのとびきりゆかいな、のらねこ生活。ぼくたちの、知恵と勇気と友情の物語。第27回講談社児童文学新人賞入賞作。


はるかな国の兄弟/リンドグレーン
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:児童文学

優しくてたくましい兄ヨナタンと、弱くて臆病な弟カール。辿り着いたナンギヤラという所は地球の外にあるはるかな国なのでした。美しい山に川や滝、おいしい空気、小道は桜の花に囲まれていてそれはそれは素敵な世界なのです。再び出会えたことに喜び抱きしめ合う二人。親切で陽気な村の人達がいる一方で、村を支配しようとする黒の騎士テンギル。野バラ谷を救うべく立ち向かう勇敢な兄弟の物語です。

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SF・ファンタジー

虹色ほたる―永遠の夏休み/川口雅幸 著
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:SF・ファンタジー(児童文学)

一年前に交通事故で父親をなくしたユウタは、小6の夏休みに一人、父との思い出の地を訪れていた。よく一緒にカブトムシをとりに来ていた山奥のダム。今は使われていないそのダムで、ユウタは突然の雷雨に襲われ、足をすべらせて気を失ってしまう。やがて目覚めたユウタの目の前には、一人の小さな女の子とダムに沈んだはずの村が…。タイムスリップした三十年以上前の村。かけがえのないもう一つの夏休みの、はじまりだった。


時の旅人/アリソン・アトリー
対象年齢:中学生から
ジャンル:SF・ファンタジー(児童文学)

病気療養のため、親戚の住むイギリスの古い荘園を訪れたペネロピー。ある日、突然迷い込んだ過去。現在と過去を行き来し、ふたつの時を生きるペネロピーのタイムトラベルファンタジーです。

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トムは真夜中の庭で/フィリパ・ピアス
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:SF・ファンタジー(児童文学)

知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは,真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります.「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受賞の傑作です.


千年の森をこえて/キャシー・アッペルト
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:SF・ファンタジー(児童文学)

テキサス州東部、メキシコ湾へと流れこむサビーン川の上流に、うっそうとした森がある。この森に、一ぴきの捨てネコが迷いこみ、千年にわたる不思議な物語は動きはじめた…。現在、25年前、そして千年前。ネイティブ・アメリカンの神話息づく太古の森を舞台にくりひろげられる不思議な物語。2009年ニューベリー賞銀賞受賞作。

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時をさまようタック/ナタリー・バビット 著
対象年齢:小学校高学年から
ジャンル:SF・ファンタジー(児童文学)

その水を飲めば永遠の命が得られるという泉の秘密をまもるため、ウィニーは思いもかけない事件にまきこまれてゆく。永久に生き続けることの苦悩、あらゆる命への愛が心にしみる、傑作ファンタジー。


● 『はてしない物語』/ミヒャエル・エンデ 著
対象年齢:中学生から
ジャンル:SF・ファンタジー(児童文学)

バスチアンはあかがね色の本を読んでいた――ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年――ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。

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ジャンル未分類

● 『しゃべれどもしゃべれども』/佐藤 多佳子 著
対象年齢:高校生から
ジャンル:一般小説

俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ツ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで…胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。

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